【アノマリー】はホントに当たる??2020年の相場で検証!

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相場の「経験則(アノマリー)」はどれほど当たるのか?

よく言われる「1月効果」や「Sell in May」など、アノマリーの数は多くありますよね。

アノマリーに沿って投資をやっている投資家も結構いるのも事実。今回はそんなアノマリーが、実際のところどれだけ当たるのかを、2020年上半期の相場に当てはめて徹底検証していきます!

「アノマリー」とは?

「アノマリー」が何なのかわからない人、イマイチちゃんと理解していない人には、簡単に解説します。

現代ポートフォリオ理論や相場に関する理論の枠組みでは説明することができないものの、経験的に観測できるマーケットの規則性のこと

ネットで調べるとこんな解説があります。が、ちょっとわかりづらいですよね。

簡単に言えば、「なんでそうなるかわからないけど、不思議と当たる」経験則のこと。

ハッキリ言ってしまえばアノマリーの数は膨大にあるので、その中のいくつかが当たってても不思議はありません。

それでも、代表的なアノマリーに関しては当たることが多いとされ、意外と多くの投資家がアノマリーをもとに投資判断をしています。

2020年上半期の相場で検証

実際アノマリーがアテになるかどうかは、それぞれのアノマリーを現実の相場に当てはめてみればわかります。

ということで、今回は2020年上半期の日経平均を使って、果たしてアノマリーが実際に有用かどうかをみていきましょう。

1月:「1月効果」

1月のアノマリーで一番代表的なものと言えば「1月効果」。

「ご祝儀相場」などとも言われることが多く、一般的に1月は株価が上がりやすいと言われています。

この理由としては、年末に税金対策としての売りがでる一方で、年明けには新規の投資資金が流入しやすいことなどが要因と言われているそう・・・

これはあくまでそういう予測なだけであって、実際にそのような理由だけという訳じゃありません。

では、実際にはどうだったかというと・・・

前半は好調だったけど・・・

年初の日経平均株価は23319円。

そこから一度株価は下落しましたが、その後1月中旬に向けて24000円台へ。

ここまでは好調でしたが、その後はまた下落していって年初の株価を割りました。

この頃はちょうどコロナウイルスの懸念が広がっていたころなので仕方ないと言えば仕方ありません。

バブル崩壊後の高値水準を付けたことは確かなので、「1月効果」に関してはあながち外れていなかったと言えるでしょう。

2月・3月:「節分天井彼岸底」

2月上旬の節分に株価が天井を打って、3月いっぱい下げるというアノマリー。

1月効果に加え、決算発表で買いが続いて、2月に収まることが主な理由と言われています。

実際はどうだったでしょう・・・

これは案外当たってる・・・?

2月は22874円で始まった日経平均。

その後株価は再び24000円に迫るまでに上昇しています。23995円まで株価が回復したのが2月6日ですから、ちょうど上旬にかけて株価は上昇していたということですね。

その後はまだ記憶に新しい「コロナショック」。

株価は一気に16000円台まで暴落しました。

これはなかなか・・・

コロナショックというイレギュラーな出来事があったにしても、アノマリーには沿った動きだったことが分かります。

「節分天井彼岸底」はキレイに今年の相場に当てはまっていたということですね。

4月:4月効果

日本の新年度を迎えて、株価が上がりやすいというアノマリー。

上がりやすい理由としては、3月に売られた資金が戻り、年度が替わった後、最初の投資資金が入るために上がるといわれています。

今年の相場に当てはめてみると・・・

月初めこそダレてたものの・・・

月初は3月後半のV字回復の反動か、少し弱かった面もありますが、その後は堅調に上昇してますね。

この頃はちょうど「コロナバブル」と騒がれていて、実体経済はロックダウンを警戒していたにも関わらず、株価は右肩上がりになっていました。

始めが弱かったものの、「4月効果」もおおむね当てはまっていると言えるでしょう。

5月:GW相場

5月の連休で株価の方向性が変わりやすくなるというアノマリー。

ゴールデンウィークは株式市場が休みとなるため、その前に株式を売るので下がるといわれています。

連休明け後の動きはまちまちですが、基本的には5月までの方向感が逆転することが多く、4月効果が当てはまっていれば、5月は下落基調になる事が多いのが特徴。

よく言うのは「Sell in May(セル イン メイ)」ですね。アメリカでは「5月に売って10月に買え」と言われています。

あれ・・・?

確かに連休前は少し売られてました。

けど・・・、その後ぐんぐん上昇してますね。

この頃は外国人投資家の買い戻しが本格化していた時期で、俗にいう「踏み上げ相場」という感じ。

コロナショックの頃に大量に売り越していた海外勢が一斉に買い戻していたので、上昇基調は5月に入っても続いていたのでしょう。

よって、5月に関してはアノマリー通りに投資すると失敗してしまっていたでしょう。

6月:一休み

6月はこれと言って代表的なアノマリーはありません。

強いて言うなら、6月は「メジャーSQ」という、先物とオプションの満期が同時に来る月で、一般的には方向感覚が出づらいと言われています。

確かに・・・

見てみるとメジャーSQの清算日である第2金曜日の週までは堅調だった株価もここで調整に入り、その後は横ばい。

そのまま7月に続いている状態です。

6月はこれといたアノマリーは無いにしろ、一般的に言われている通り、方向感がないので、これもおおむね当てはまっていると言えるでしょう。

まとめ

2020年上半期の相場がどれだけ「アノマリー」に当てはまっているか見てきました。

ここまでの的中率をまとめると・・・

1月:「1月効果」 
2月・3月:「節分天井彼岸底」 
4月:4月効果 
5月:GW相場 ×
6月 

今年はコロナショックがあり、予測不能の大混乱の相場と言われていたのに、振り返ってみると不思議とアノマリー通りになっていました。

結論として、「アノマリー投資」は何気に役立つ

かと言って、アノマリーに頼り過ぎないように気を付けてくださいね。

あくまで今年の上半期の相場には当てはまったということで、あまり当てはまらな年ももちろんあります。それに、今回紹介した以外にもアノマリーは無数にあるので、それぞれが絡み合って予測不能な場合もあります。

あくまで、これから投資をしていく上での判断材料の一つとして役立ててもらえたらと思います。

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